文化を殺す

ベストセラー作家・百田尚樹センセイを招いた勉強会で報道機関を
恫喝するような発言をした自民党・木原センセイ。

役職停止1年だったのにいつの間にか3か月に軽減されて、このたび、
文部科学会部会長に就任なさった。

3か月に軽減もびっくりだけど、文部科学部会長ってさぁ。

ウィキペディアによると「教育の振興および生涯学習の推進を中核とした
豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツおよび文化
の振興並びに科学技術の総合的な振興を図るとともに、宗教に関する
行政事務を適切に行うことを任務とする」というのが文部科学省でしょう。

その大臣は元プロレスラーの馳センセイ、副大臣は元ヤンキーの義家
センセイなんだよ。ふたりとも教員免許を持っていて教員の経験もある
けど、過去に体罰自慢の対談をしているんだよ。

そこへ部会長として報道恫喝の木原センセイだって？文化からほど遠い
3人ですか、そうですか。

教育や文化を殺す気かよ、自民党。

『タックス・イーター　─消えていく税金』（志賀櫻　岩波新書）を読み始める。

税金ばっかり高くなって社会保障はボロボロ。私たちの払った税金は
どこへ消えているのかを解説した書。