渋滞か事故か

数年前、国交省はインフラ用のファンドを作って海外からも投資
しておもらって補修費用等に当てようなんてことを考えていた。

インフラを海外に握られてどうすんだ?と思っていたのだが、
今のところ実現していないようだ。

そんな国交省のお役人様が、また妙なことを思いついた。渋滞の
原因になるから料金所のETC開閉バーをなくしちゃおうぜ…だって。

ETCレーンでは時速20kmに減速がルールだけど、開閉バーが
なくなったら減速しない車両が増えるんじゃないか?

まずは圏央道から始めるらしい。それ、参考になるのか?交通量が
少ないだろう、圏央道は。だから、来春からの料金見直しって話に
なったんじゃないか?

渋滞解消はいいんだけどさ、こんなことして料金所先での事故が
増える要因になるんじゃないのか。特に本線上にある集約料金所
の先なんて、車線が絞られて来るんだからさ。

事故多発でかえって渋滞が増えたら目も当てらないよね。やっぱり
お役人様の考えることは分からん。(-_-;)

『メモリアル病院の5日間 生か死か─ハリケーンで破壊された病院
に隠された真実』(シェリ・フィンク KADOKAWA)を読み始める。

2005年8月29日、強烈なハリケーンカトリーナに襲われたニューオリンズ
入院患者や病院スタッフに加え、周辺から避難して来た人々を抱えた
メモリアル病院は電源を喪失し、水道も絶たれた。

全員が病院から避難した5日の間に、そこでは何が起こっていたのか。
医師たちによる命の選別が行われた過程を追ったノンフィクションである。