またもや茶番

新国立競技場の整備計画問題を検証する第三者委員会の
報告書が出た。早いなぁ。

それぞれの組織のトップに責任があると明言しているところは
いいんだが、一番の責任者である森元首相から聴取してないって
いいのかいな。

しかもこの検証結果が出てから下村文科相が責任を取って辞意を
表明。でも、近々内閣改造をするからそれまでは…って留意された
とか。

なんたる茶番。ちゃんちゃらおかしいじゃん。下村文科相自身も
内閣改造を控えているから、一応表向きには「責任とって辞めます」
というポーズを取っただけじゃないのか。

もうさぁ、新国立の整備からだけでも文科省は手を引けよ。新しい
組織には国交省から土木のプロフェッショナルが加わっているの
だから、そのまま丸投げしちゃえよ。得意でしょ、丸投げ。

結局さ、誰も責任を取らず税金だけが無駄につかわれるんだよな。
今からでもいいから、誰が責任者なのか。明確にしておいた方が
いいんじゃないか。

引き続き『トマス・クイック 北欧最悪の連続殺人犯になった男』(ハンネス・
ロースタム 早川書房)を読む。

例え依頼者がどんな凶悪犯でも、弁護士ってのは依頼者の利益の
為に弁護するのが万国共通なんじゃないのか。