安倍晋三と不愉快な仲間たち

たった15分ですって。当初は参考人招致に応じないと言っていた
礒崎センセイの参考人招致での質問時間だ。それも鴻池委員長
が質問するんですって。

これでお茶を濁そうってことなんですかね。「法的安定性は関係
ない」なんて言ったんですよ。一応、建前上、日本は法治国家
なんですけどね。知らないのかなぁ、東大法学部卒だよね…。

絶賛炎上中の自民党のセンセイたち。そしてまたひとり、妙なのが
現れた。

「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると
言って、国会前でマイクを持ち演説をしてるが、彼ら彼女らの主張は
『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的
考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育の
せいだろうと思うが、非常に残念だ」

Twitterでこんなことを呟いたもんだから、例によって大炎上である。
武藤貴也とかいうセンセイらしい。残念なのはセンセイの頭の方
だと思うがね。誰だよ、こんなの当選させたの…ブツブツ。

まぁ、「戦後教育のせい」ってのは一理あると思うよ。あの敗戦と
しっかりと向き合って来なかったから、こんな政治家が生まれるの
だろうから。

憲法学者より憲法解釈には詳しいと断言なさる高村センセイとか、
マスコミは懲らしめなきゃいけないと自説を曲げない大西センセイ
とか、総理のTwitterアカウントで自分のことを画像付きで呟いちゃう
一太センセイとか。

自民党は人材の宝庫だね、炎上の。

お約束なので、アメリカのニュースキャスター、故ウォルター・クロン
カイトの愛国心についての発言を貼っておく。

「だいたい、愛国主義というのはどうやって定義するのか。政府の
行動を すべて盲目的に支持することが愛国的なのか。それとも、
一人一人の国民が、政府の望むところに賛成しようが反対しようが、
祖国のために正しいと思う原理原則にしたがって発言し行動する
ことが愛国的なのか。
（中略）あの反戦運動をしている人たちも、愛国主義者かも知れ
ない。 少なくとも彼らには、自分たちの祖国愛があなたの愛国心と
同じように真摯なものだと信じる権利はある筈だ。そして、その
信ずるところを表明する憲法上の権利もある。この歴史的な国民的
議論にあって、彼らの言い分をわれわれが報道したからといって、
それが愛国主義に反すること になるとはどういうことだ」

雑誌消化の為、読書は小休止、さて、何を読もうかな。