正面からぶつかれ

鶴見俊輔は93歳で亡くなったが、91歳の村山富市元首相は
国会前で繰り広げられている戦争保安反対デモに登場。

お元気そうである。ほとんど白くなったけど、ふさふさ眉毛も
昔のままだ。

若い世代が中心になって日本各地で行われている戦争法案
反対デモ。主催している若者たちは顔や実名を晒してメディアに
も登場している。

そんな彼ら・彼女らへの誹謗中傷が酷い。特にネット上での反論に
もならぬ罵詈雑言が酷い。

貌を晒し、実名を晒して活動している人たちに対して匿名ってのは
いかがなものだろうか。内弁慶ならぬ「ネット弁慶」が多いのか?
安倍信者には。

先日までTwitterで私はとある著名人をフォローしていた。好きでは
ないけれど、頭のいい人なのだろうなと思っていた。

その人が「安保反対の人は、実はアポロは月に行っていなかった
というのを信じているタイプ」などと、なんの関係があるのか分からぬ
ことを呟いていた。

呆れた。速攻でフォローをはずした。

なんで本質を外れたところでの批判になるんだかなぁ。賛成なら賛成
でもいいから、正面から議論すりゃいいじゃないか。

引き続き『ストロベリー・デイズ 日系アメリカ人強制収容所の記憶』(D.A.
ナイワート みすず書房)を読む。

移民の歴史ってもっと学校で教えた方がいいんじゃないか。