参りました

「新国立競技場では陸上の世界大会が開催できない」

どっひゃ〜。なんてこったいっ!一体どうして?教えてっ、為末さんっ!

てなわけで、元陸相競技選手の為末大氏のホームページを読んで
みた。

オリンピックの際は仮設で準備されるサブトラック(選手のウォーミング
アップ用)が、オリンピック終了後は撤去されるそうだ。この為、ルール
上、世界大会が開催できないとか…。

お〜〜いっ、何の為の競技場なんだ?もしかして、森本首相はオリンピック
じゃなくてその前年に開催されるラグビー・ワールドカップのことしか頭に
ないのか?

しかも、現在発表されている建設費用には周辺整備の費用は含まれて
おらず、更に72億円が必要だとか。

国会で民主党蓮舫センセイに「財源はどれだけあるのか」と質問された
下村文科相。その回答は費用の内訳を述べただけ。

安倍晋三かよ。はぐらかしてるだけじゃん。

もう参りましたわ。ここまで酷い施設に、こんな巨額の費用をつぎ込むなんて。

陸上競技が出来ない国立なんていらねぇよ。

『キャパへの追走』(沢木耕太郎 文藝春秋)を読み始める。

写真家ロバート・キャパ。今でも多くの人を魅了する作品を残し、インドシナ
の地で40歳で散った。

短くも激しかった一生の中でキャパが作品に捉えた場所を訪れ、同じ場所に
立つ旅の記録。