熱烈な片思い

売り上げ回復に必死だなぁ、マクドナルド。セットの組み合わせが
1000通り以上だとかCMでやっている。

でもね、一度失った信頼の回復は短期間では無理だと思うんだ。
腐った鶏肉だけの問題でもないとも思う。

カサノバ社長のあの会見は酷かったもの。日本人社長じゃ駄目
なんだろうかね。

閑話休題

シャチである。動物の中で私が一番愛してやまないシャチである。
そのシャチが東京湾に現れた。それも群れで。

きゃ〜〜〜〜、見に行きたいじゃないのよ。野生のシャチを見たさに
カナダ・バンクーバーへ行ったっけ。

そのバンクーバーに旦那の仕事の関係で1年半住んでいた時には
「私のシャチ〜〜」と言いながら、毎日水族館に通った。

まさか東京湾にシャチが来るなんて思ってもいなかった。北の海に
いるはずの生き物なんだもの。

エサを探して迷ったのかなぁ。無事、本来の棲家に帰れればいいな。

ところでこのニュースを扱ったテレビ番組。しきりにシャチを「獰猛」と
言っていた。確かに獰猛だし、ホオジロサメさえ噛み殺すよ。でも、
人間をいたずらに襲うことはないんだけどな。

重臣たちの昭和史 下』(勝田龍夫 文春学藝ライブラリー)を読み
始める。

優柔不断な自分のことは棚に上げ、「陛下は潔癖すぎる」と昭和天皇
を批判する近衛公。木戸幸一までもが「陛下ももう少し右翼に理解を
示して欲しい」と言い出す。

これが原田熊雄の逆鱗に触れる。

「元来右翼というものは内容は何もない。ただ感情で尊皇攘夷みた
ような忠君愛国とか、排外的ななにだけで、一定の職もなく、何等の
見識もなく、ただ徒らに感情によって他を排せいすることのみを
考えている。”自分ぐらい忠臣はない、自分ぐらい皇室を思う者は
ない”と言って、徒らに自分の存在を誇っているだけで、何も認む
べき内容がないのが今日の現状である」

この原田の言葉、今でも通用するんじゃないのか。特にネトウヨ
なんてさ。