保護されてない
やられたわ。安全保障法制に気を取られている間に、個人情報
保護法の改正が決まった。
企業が持っている個人情報が今後は「関連する他の目的」にも
使用される。
一応、安否確認だとかを前提にしているようだが情報を保持して
いる側は拡大解釈が出来る。
捜査機関から情報提供要請があったら「はい、はい。ありますよ」
とかって提供されちゃうのかな。
こうなってくると「個人情報保護法」なんて名称はおかしくなって
くる。保護されてないじゃん。どうにでも使えるんだろう。
政府は情報を出さない。でも、国民個人の情報はダダ漏れに
なるのか。
勘弁してよ。
引き続き『重臣たちの昭和史 上』(勝田龍夫 文春学藝ライブラリー)
を読む。
「筆を持てばものを書きたくなるし、剣を持てば人を斬りたくなる。
大きな軍備を持たせたら戦争をはじめちゃう」
昭和9年度予算で海軍が要求した予算に難色を示した高橋是清蔵相
の言葉だ。
日本の防衛費、年々かさんでいる…。