核は何処へ行った
福島第一原発事故が発生してから、深刻さの度合いを増す
原子炉の状況について原子力安全・保安院(当時)も定期的
な会見を開いていた。
記者たちから原子炉の状況について聞かれた際に「メルトダウン」
との言葉を使った担当者は、次の会見の席からは他の人に代わって
いた。
先日、その福間氏第一原子力発電所の1号機の原子炉内の状況に
ついての発表があった。
原子炉内にあった核燃料の全量が溶融、原子炉内には見当たらない。
もしかして、メルトダウンどころじゃないんじゃないのか?メルト
スルー?それともメルトアウト?映画「チャイナ・シンドローム」
のようになっちゃうってことはないよね?
これで「廃炉まで40年」って無理でしょう。そもそも溶け落ちた
核燃料の取り出しの技術さえまだ確立されてないのだから。
東電さん、核燃料は何処へ行ったのでしょうね。そうです、あの
春、1号機で溶融したあの核燃料ですよ。
引き続き『チェ・ゲバラの遥かな旅』(戸井十月 集英社文庫)を
読む。
「私を断罪したいのなら、すればいい。そんあことは大した問題
ではない。歴史は、私に無罪を宣告することだろう!」
バチスタ政権時、モンカダ兵営襲撃に失敗し、法廷で自らを弁護した
フィデル・カストロの言葉。くぅ〜っ、格好いい♪