本当の相棒
仕事から帰宅したら、既に我が家の白くまはテレビの前に
陣取っていた。大相撲も終わったのにおかしいな…と思って
いたら、先週、録画しておいたテレビドラマを観ていた。
番組は「相棒」、その最終回スペシャルである。あぁ、それ、
観てないけどオチは知ってるぞ。教えてあげようかな。でも、
楽しみで帰って来たのだろうから放っておこう。
口を挟まずに夕飯の支度をしていたら、白くまの雄叫びがっ!
多分、母国語で悪態をついているような…。恐る恐る居間を
覗きに行く。
ひっくり返って唸っているではないか。まぁ、あの結末なら
分からんでもないけどね。
旦那「酷過ぎる…」
私「観てないけど、相当に酷かったらしいね」
旦那「なんで知ってるの?」
私「ネットでちょっと炎上してたもの」
旦那「…教えてくれれば観なかったのに」
は〜い、後の祭りね。だって、あのドラマって劇場公開の第2弾で
岸部一徳演じる小野田官房長を殺しちゃった時点で話がおかしく
なってるでしょうに。
水谷豊演じる杉下右京にはこれまで3人の相棒が登場したけど、
私が再放送でちゃんと見てたのは二人目までだもの。しかも、
岸部一徳が出なくなってからはほとんど「おまけ」。
よくよく考えればあのドラマの水谷豊の「相棒」って、これまで
登場した捜査上の3人の相棒ではなく、岸部一徳の役柄が本当の
「相棒」だったんじゃないのなか。
私が岸部一徳が好きなのもあるんだけどね。
と、ドラマを観てない人には訳の分からないことを書いてみた。
ごめんなさい。(__)
『むちゃもん 山口組・田岡一雄三代目に盃を返した元直系
組長の回想録』(山本次郎 宝島社)を読み始める。
神戸最強の「喧嘩請負人」。元山次組組長が自身のヤクザ人生を
語る回想録。