心から詫びたい
「おい、イスラム国!」
初のエジプト人であり、イスラム教徒の力士である大砂嵐に
対して、こんな心ないヤジが飛ばされたというのは本当か。
本当であるのなら、同じ日本人として、大相撲ファンとして
誠に恥ずかしい。そして、大砂嵐に心から詫びたい。
単身、何もかも環境の違う日本に来て努力している人に
対してなんという言葉だ。
そもそも、一般のイスラム教徒の方たちとテロリストを
同じ目で見るんじゃないよ。
日本在住のイスラム教徒の方たちが、中東の人々が、拘束されて
いた日本人の為に祈ってくれていたではないか。そして、殺害
されて後は追悼集会を行ってくれたではないか。
肌の色や宗教が異なっても、同じ人間なんだよ。分からないかな。
こういう野次、心底から嫌悪を覚えるわ。
引き続き『アンデスの奇蹟』(ナンド・パラード/ヴィンス・ラウス 山と
渓谷社)を読む。
周りには雪がいっぱい。でも、脱水症状。辛い…。