ガザ入れ

私戦呼び及び陰謀罪の疑い。イスラム国の戦闘員として参加
しようとした大学生が事情聴取を受けた。

彼が滞在先がガサ入れを受けたのだが、動いたのは警視庁公安部。
ガサ入れと言えばつきものなのが、捜査員が段ボール箱を抱えて
捜索先から出て来るところだ。

でも、公安だものな。テレビ・ニュースでも映さないだろうなと
思っていたら、画面に段ボール箱を抱えた腕がっ!

おぉっ!まさか公安の捜査員がばっちり映るのかっ!

…全員、マスクを着用していた。チェッ。まぁ、そうだろうな。
公安の捜査員の面が割れちゃ困るもんな。

しかし、この大学生は少々おかしいんじゃないか。取材した
ジャーナリストとして常岡浩介氏がニュースにたくさん出ていた。
その常岡氏の話を聞く限り、「自殺する代わりに戦闘に参加して
みたかった」ってだけのよう。

「人を殺して死刑になりたかった」とか言っていた殺人容疑者
いたよな。死にたきゃ、人を巻き込まずに勝手に死ねと思うわ。

そして、この事件のきっかけになった求人広告を張り出した
古書店の店員もなんだか怪しい。

公安はいつ頃から動いていたんだろうか。気になる。

引き続き『外交官E.H.ノーマン ─その栄光と屈辱の日々1909-1957─』
(中野利子 新潮文庫)を読む。

「ノーマン」なのか、「ノルマン」なのか。統一して欲しいわぁ。