負けないぞ
アメリカからは「アルカイダの手先」と言われ、中東世界からは「CIAの
手先」と言われ。挙句、支局をアメリカ軍に爆撃までされたテレビ局が
ある。
中東カタールのアルジャジーラだ。そのアルジャジーラの記者が、
またもや困難な事態に直面している。
エジプト情勢を巡っての報道が虚偽報道とされ、記者3人がカイロの
裁判所から懲役刑の判決を受けた。しかもテロ活動に加わったという
言いがかりまでつけられた。
エジプトは内戦状態。
え〜、この報道のどこが虚偽なのよ〜。図星じゃ〜ん。
この判決についてはアメリカがアルジャジーラの味方についたようだ。
「報道の自由の侵害」だとして。
今のエジプトは軍が政権を握っているんだっけ?やっぱり都合の悪い
ことは報道されたくないんだよね。
懲役7〜10年の実刑ですって。どうにかならんもんかねぇ。でも、
アルジャジーラのこと。きっとめげないと思うんだ。
『空と山のあいだ 岩木山遭難・大舘鳳鳴高生の五日間』(田澤拓也
角川文庫)を読み始める。
標高僅か1,625mの単独峰・岩木山。1964年1月、5人の高校生が
この山で遭難した。唯一の生存者の証言を元に、5人に何が起きた
のかを描いたノンフィクション。