これが決定版となるのか

アメリカ「経済制裁だぞ」
ロシア「どうぞ〜♪」

ロシア「アメリカ国債、10兆円分売っちゃった。テヘ」
アメリカ「え…ちょ、お前…」

ロシアはウクライナに「ガス代、1兆円超払え。オラオラ」って
始めたしなぁ。お得意の「ガス、止めるぞ」ってやつだな。

そんななか、安倍晋三ウクライナへの1000億円支援を
手土産にオランダへ。またアメリカのATMになるんですか、
そうですか。

あの暫定政権に金出しても危ないと思うんだけどね。

津山三十人殺し 七十六年目の真実 空前絶後の惨劇と
抹殺された記録』(石川清 学研)読了。

「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」。2013年7月21日、山口県
山間の過疎の集落で発生した連続殺人放火事件の犯人宅に
は、窓にそんな張り紙がされていた。

山間の集落での、短時間に行われた連続殺人事件。この事件
の報道の際にも触れたところもあったが、私が思い出したのも
津山事件だった。

津山三十人殺しとも言われる古い事件は、昭和13年5月21日
の未明に岡山県で発生した。

筑波昭『津山三十人殺し』が長らくこの事件のバイブル的存在
の作品だった。単行本でも文庫版でも所持しているが、まさか
この作品に創作部分や捏造があったとは思わなかった。

何度も事件現場となった村落に足を運び、事件当時の生存者
や犠牲になった方の遺族に話を聞いてまとめられている。

2013年の山口県の事件は近隣の嫌がらせが犯行への引き金
となったと報道された。76年前の津山事件もまた、父母を相次い
で肺結核で亡くし、自身も肺を病んでいたことから「ロウガイズジ」
との噂に晒された挙句の犯行だったのか。

それにしても不思議なのは、犯人である都井睦夫が兵役回避
もあったのか、自ら肺病やみであることを主張していることだ。

2時間足らずの間に村落の人々を殺傷し、本人はその後に
自死しているので真相は闇の中ってのが本当なんだろうな。

尚、本書ではいつの間にかアメリカに渡っていた事件報告書
の一部が掲載されている。この報告書がアメリカへ渡った
経緯も知りたいな。戦後のどさくさでGHQが本国へ持って
帰ったのだろうけれど。

映画や小説、漫画のモデルとされた事件だが、戦中の事件
だけあって謎はまだあるんだろうな。