実はとっても重要人物
「わしにつくも 敵に回るも 心して決めえい」
映画「柳生一族の陰謀」で萬屋錦之助扮する柳生但馬守の
台詞だが、ロシアにつくか、EUにつくかでもめているのが
ウクライナである。
もう、「もめている」なんて生易しいレベルを超えている。
すでに「内戦」と呼んでいいだろうな。
元首相でその後受刑者になってしまったユリア・ティモシェンコ
が急遽釈放されたのも反政府勢力の次期大統領候補にする
為だんだろうな。
綺麗だったティモシェンコ。反政府勢力の集会に車いす姿で
現れたのもショックだったが、昔の面影がなくなってしまった
のにはもっとショックだった。綺麗だったのに…(ノД`)・゜・。
どうなるんだろう、ウクライナ。ヤヌコビッチ大統領、このまま
国内に留まっていられるのか?
継体天皇は朝鮮半島から渡来した王位簒奪者だったっ!
なんていうトンデモ本ではなく、『古事記』『日本書紀』を
読み解き、古墳や出土品から継体天皇のルーツを
探るというとっても真面目な本である。
皇統から限りなく遠い応神天皇5世孫である継体天皇が
何故、天皇として即位することになったのか。
朝鮮半島からの渡来人と、地元の豪族との住み分けが
なされていた土地での渡来文化の普及等、興味深い
話ばかり。
継体天皇のことがもっと分かれば、現在の皇室に繋がる
流れも判明するんじゃないか?あ…もしかして、何か
都合の悪いことがあるのかなぁ。
しかし、いかんせん読んでいる私に古代史の知識がないっ!
あ…古代史ってより日本史全般が苦手なのだわ。
古代史の研究者ってすごいよね。5世紀くらいってほとんど
資料が残っていないのに、発掘品などからいろんな推測を
打ち立てていくんだもの。
こういう作品を読んでいると、日本っていう国は古くから朝
鮮半島や中国大陸からの文化を吸収して発展して来たの
だってのが実感できるよね。
レイシストは歴史を勉強した方がいいよ。