私の異常な愛情 その19

全力応援!ソチ。という訳で、王子様列伝である。

ペト様が初代王子様なのだが、2代目はこの人、ウル様こと、
アレクセイ・ウルマノフである。

リレハンメルの貴公子」と呼ばれた通り、リレハンメル五輪で
ショート1位、フリー1位で見事に金メダルを獲得した。

甘いマスク。でも、振り付けが変。長い脚。でも、曲のつなぎが
変。

パフパフ、フワフワ。フリフリのお衣裳が似合うウル様の
スケーティングは「優美」と呼ぶにふさわしいのだ。

ふわりと飛ぶジャンプだけれど、クワド(4回転)も飛べる
のよ〜。それにプリッとしたお尻も素敵♪

長野オリンピックで生ウル様に会えることを期待していた
のだが、このシーズンは怪我に泣かされたんだよね。
結局、長野は出場ならず。

私が生ウル様をやっと観ることが出来たのは、ロシアでの
アイスショーだったもの。競技生活を引退し、プロになって
からだったけれどね。

それでも、なが〜〜〜い布を引いて滑走するウル様の
「ファントム」は素敵だった。

尚、私が「様」を付けて呼ぶのはペト様とウル様のふたり
だけなのよ。それほどまでに、神々しいスケーティング
なのさっ。

『鎮魂 さらば、愛しの山口組』(盛力健児 元山口組盛力会
会長 宝島社)を読み始める。

日本最大の暴力団山口組に約50年所属した盛力健児への
インタビューを元に、ジャーナリストの西岡研二が編集・構成
した自叙伝。

「当時の府警の調べはそれこそ、メチャクチャやったからね。
大阪だけやなく東京や九州、全国の極道から恐れられとった。」

やくざも怖がる大阪府警。さすが、第二山口組だよ。ガクブル。