寄ってらっしゃい

日米同盟がピンチである。今年4月にアメリカのオバマ大統領が
来日予定なのだが、これが国賓待遇では難しいらしい。

元々は昨年に訪米した安倍晋三が「お願い、日本に来てね」って
頼んで日米間で調整していた。アメリカの大統領である。前回の
来日もそうだったが、勿論、国賓なのである。

それが…天皇陛下との会見なし。宮中晩さん会もなしなのである。
アメリカ側曰く「滞在日数が短いので、そんなにいっぱいの日程
は無理」なのだそうだ。

え〜、国賓来日で調整したはずなのにぃ。安倍晋三靖国参拝
したからですか?TPP交渉が難航しているからですか?辺野古
移転が進まないからですか?

あ・・・全部か。

それにしても恥ずかしわなぁ。「是非是非」ってお願いしておいて、
「しょうがないな。じゃ、ちょっと立ち寄るだけね」って感じだもんね。

アメリカから見捨てられたか、日本は。

福島第一原発収束作業日記 3.11からの700日』(ハッピー
 河出書房新社)を読み始める。

2011年3月11日。あの原発事故以降、福島第一原発で事故の
収束作業に従事した原発作業員のTwitter上でのつぶやきを
まとめた1冊。

「いま原発を誘致している町や市や県の自治体は、福島浜通り
や現場の現状を足を運んでしっかり見て欲しい。様々な事情が
あるにせよ、特に原発稼働を賛成している自治体は!絶対安全
なんてないし、人類の考える対応策じゃ今のところ太刀打ち出来
ないこの現実を!事故が起きた後の町の現実を!故郷を奪われた
人の生活の今を!今この現状を見てから、その報告を町人、
市民、県民に伝えた上でもう一度考えて欲しい。この福島の
現実は、原発のある地域にいつ起きてもおかしくないって事を
踏まえた上で、本当にあなたの地域に原発必要なのか判断
して欲しい」