私の異常な愛情 その18

タモさんが都知事選へ出馬だって?あ、タレントのタモリではなく、
自衛隊のエライ人・田母神俊雄氏ね。

まかり間違ってタモさんが都知事になったら、私は東京都民に
失望するよ。

閑話休題

ソチ冬季オリンピックまで1カ月となった。なので、フィギュア王子様
列伝だ。

そもそも私がフィギュアスケートにはまったきっかけがこの人なので
ある。ヴィクトール・ペトレンコ。

ソ連崩壊前後のロシア男子シングルを支えた人である。カルガリー
オリンピックで一目惚れしたんだよね。それまでアイスホッケーばかり
で、フィギュアスケートはほとんど見ていなかったがペト様で開眼である。

生まれはウクライナ。でも、カルガリー当時はウクライナソビエト連邦
だったので、ソ連代表で出場し銅メダル。その後、ヨーロッパ選手権
3連覇を果たし、アルベールビル・オリンピックでは見事に金メダルを
獲得した。

この時代のフィギュアスケートショートプログラムはガチガチの
規定演技が要求された。それを差し引いてもペト様のスケーティング
は異常な正確さ・美しさなのである。

ペト様のキャメルスピンは私の大好物なのである。ジャンプは高いし、
飛距離も凄い。リレハンメル・オリンピックで逆転優勝を勝ち取った
女子シングルのオクサナ・バイウルを経済的に援助していたのも
ファンの間では有名な話である。

プロ転向後、チャンピオンズ・オン・アイスというショーに20年間
出続けたペト様。現在は国際審判員の資格も持っている。

あぁ、旧採点の頃が懐かしい…。

引き続き『銀座旅日記』(常盤新平 ちくま文庫)を読む。

「貧乏なのにこんな豪華本を買うとは。でも、たまにはいいだろう。
そうでないと、気持ちが縮んでしまう。」

あぁ、分かるわこれ。たまに飛んでもない高い本を買っちゃうものな。