ヤスクニ

「連合国軍の占領下にあった日本は平和と民主主義を守るべき
大切なものとして日本国憲法を作り,様々な改革を行って今日の
日本を築きました。(当時の人びとの努力に)深い感謝の気持ちを
抱いています」

先日、80歳のお誕生日を迎えられた今上天皇が、誕生日にあたって
の記者会見で述べられたお言葉の一部。

それなのに、安倍晋三は年末のどさくさに紛れて靖国神社参拝を
敢行した。天皇陛下のお気持ちを、ないがしろにするのか。

中国・韓国の反応は予想がついた。当然のように抗議の声が
上がっている。

しかし、参拝した本人も意外だったのじゃないかと思うのがアメリ
の反応だ。事前に連絡していたとは言うが、アメリカ政府は「失望
した」との声明を発表だ。

安倍晋三、ちょっと調子に乗り過ぎてやしないか?もっと体を張って
止めろよ、菅官房長官

何故、靖国神社なのか。先の大戦で亡くなった人々を悼むのであれば、
千鳥ヶ淵でもいいのではないか。政教分離の原則はどこへ行った?

以下、石橋湛山の「靖国神社廃止の儀」のURLを貼っておく。湛山も
子息を先の大戦で亡くしているんだぜ。

http://members2.jcom.home.ne.jp/mgrmhosw/tanzanyasukuni.htm

引き続き『わたしはマララ 教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた
少女』(マララ・ユスフザイ/クリスティーナ・ラム)を読む。

女の子に教育はいらない。でも、女性を診るのは女性の医師じゃなきゃ
駄目。なんだ?この矛盾。