神様のいじわる
楽しみにしていたことがある。来年のことを言うと鬼が笑うの
だが、3月に予定されていた歌舞伎の女形、中村福助の
歌右衛門襲名披露公演が延期された。
が〜〜〜〜〜ん。脳内出血による後遺症のリハビリに専念
するためだとか。はぁ…。
歌舞伎の神様は何かにご立腹なのか?
団十郎、勘三郎が相次いで亡くなり、三津五郎も膵臓の病気の
為に長期療養中。私の大好きな仁左衛門さんも、体調不良の
為に11月、12月と舞台を降板だ。
歌右衛門と言えば女形の大名跡。楽しみにしてたんだけどなぁ。
しかも新歌舞伎座での襲名披露公演だったのに。
「歌舞伎座の上には歌舞伎の神様いるのに、上にあんなビルを
作ったから神様が起こっている」と海老蔵さんが言ったとか。
本当にお願いしますよ、歌舞伎の神様。1日も早く、皆が元気に
舞台に還って来れますように。
また愛ちゃん(片岡愛之助)でも観に行くかなぁ。
『ガロア 天才数学者の生涯』(加藤文元 中公新書)を読み
始める。
19世に現れ、20歳で夭折した天才数学者・ガロアの生涯と、
彼の生きた時代の数学の歴史を追う評伝。
うわっ!もうひとりの、悲劇の天才数学者、アーベルが美青年過ぎる。