失敗出来ないクレーンゲーム

先日、福島第一原発の4号機からの燃料棒の取り出しの計画が
発表された。

クレーンゲーム方式である。ゲームセンターや商業施設の片隅にある、
クレーンを左右や前後に動かしてなかの景品を取るアレである。

えー、大丈夫なのか。この方法で。クレーンゲームなら失敗しても
手元の100円玉が減って景品がもらえないだけだけど、燃料棒だぞ。

作業中に大きな地震でも来て、クレーンから落下…なんてことはない
だろうな。そもそも、中の燃料棒はこの方式で取り出せる形状を留め
ているんだろうか。

なんか怖いぞ。「きゃ〜、失敗。もう一度♪」なんてやってられない
だろう。東日本全滅の恐れはないのか。

汚染水の問題だって解決していないのに大丈夫か。作業にあたる
人たちの危険性も最小限に考えているんだろうなぁ。

あぁ…東電だけに不安が募るよ。

ケネディ暗殺 ウォーレン委員会50年目の証言 上』(フィリップ・
シノン 文藝春秋)を読み始める。

先月末から今月初めにかけての、神田ふるほん祭りで本を買い過ぎた。
だから今月は新刊書籍に手を出すのはやめておこうと思った。

先週の土曜日。整体の帰りに寄る気もなかったのに、新刊書店に足を
踏み入れた。それが運命の出会いだった(大げさ)。

ケネディ暗殺だとっ❓しかもウォーレン委員会だとっ❓これは「買え」と
いう天の啓示だろう。

ええ、買いましたよ。財布には4,000円しか入ってませんでしたけどね。

アメリカ期待の若き大統領・ケネディ暗殺の検証をするウォーレン委員会
の元スタッフから著者の下へ電話が入る。委員会では何がどのように
検証されていたのかを追った、アメリカお得意の調査報道である。