ブーメラン効果
アナウンサー出身の大物司会者の、報道番組の降板が決まった。
身内の不祥事が原因なのだが、この人、確か事件が報道された
直後、ものすご〜く開きお直ったことを言っていなかったっけ?
そもそも彼が司会を務めていた番組が「報道番組」と呼ぶに値
するものなのかは大いなる疑問なんだけどね。
「辞めるしかないという世の中の風潮だから」みたいなことを言って
いたようだが、これまで人様の不祥事をネタにしてスバッと言って
来た人だろう?そのなかで風潮をリードしたことはなかったか。
自分の胸に聞いてごらんよ。
バラエティ番組には出演し続けるようなのだが、なんだか中途半端
だねぇ。経営する水道メーター会社の談合が発覚した段階で、報道
番組をやるべき人ではなかったのだけれどね。
この人については擁護している芸NO人たちにも気持ち悪いものを
感じるんだが、その斜め上を行く人物がいた。
元首相、菅直人である。彼の番組降板は原子力ムラの陰謀なのだ
そうだ。あ〜あ、自身の首相退陣についても同じことを言っていた
けれどここまで来ちゃったか。
頭のねじが吹っ飛んだか?一時とはいえ、これが日本国の首相
だったんだよな。はぁ…。
誰か、早急に病院に連れて行った方がいいと思うぞ。
『フランス反骨変人列伝』(安藤正勝 集英社新書)を読み始める。
時代の流れなんてなんのその。生涯、自分を貫いた4人のフランス人
について、フランス文学者である著者が綴る。