私の異常な愛情 その15
昨夜、フィギュアスケートのジャパンオープンを観ていた。と言っても、
アメリカのジェレミー・アボットだけなんだけど。
次はグランプリシリーズのアメリカ大会か。しかし、日本の民放の
放送じゃペアもアイスダンスも流れないのでつまらん。
そんな訳で、またもやフィギュアスケート話である。氷上の社交ダンス、
アイスダンスの私の中の最強カップル。
当然のようにロシアのカップルです。ソルトレイク冬季オリンピックの
銀メダリスト、イリーナ・ロバチェワ&イリア・アベルブフ(以下、ロバ
さん、アベさん)である。
ジュニア・チャンピオンでもあるアベさんは「これでジュニアかよっ」って
目を見張るくらいの技術の持ち主。当時のパートナーはマリナ・アニシナ。
余談だが、アニシナ姐さんは国替えをしてソルトレイクではフランス代表
として出場。金メダリストとなりました。
幼馴染みのロバさんに惚れ込んで新たなパートナーとなったふたり
だが、初めの頃はロバさんはアベさんについて行くのが大変そう
だった。あぁ、あのままアニシナと組んでいれば…とみている方は
何度も思った。
それでもロバさんはよくついて行きました。それに美人さんだし、
脚は綺麗だし。同性ではあるが、演技を見るたびにロバさんの
脚線美に何度見とれたことか。私にとっての揺るぎない美脚
女王である。
通常、女性がジャッジ側で演技することが多いのだが、このカップル
は男性のアベさんがジャッジ側。アイスダンスでも男性が目立っても
いいんだと思わせたカップルだった。
勿論、ロバさんの身体能力も高い。アイスダンスやペアの女性は
ほっそりとした体なのに、筋力は凄いんだよね。
2003年に競技生活を引退。その後、ショーで楽しませてくれている。
新採点になってからのアイスダンスはリフト重視なので、ステップを
見たい私にはちょっと物足りない。ロバさん・アベさんたちのように
「え…今の足の動き、何?」と思わせてくれるカップルがいないの
が残念だ。
『ケンブリッジ・シックス』(チャールズ・カミング ハヤカワ文庫)を
読み始める。
英国を震撼させたケンブリッジ・ファイブ。キム・フィルビーをはじめ
としたケンブリッジ大学の卒業生5人がソ連のスパイだったことが
発覚した事件だ。
しかし、判明している5人のほかに第六の男がいた。その正体を追う
ことになった歴史学者の主人公が事件に巻き込まれて行くミステリー。
久々の小説だわ。