コッソリ教えます

帰宅して夕飯の準備をしていると、一番下の姪から電話である。

「感想文の宿題、やって〜」

コラコラ。自分で本を読んで書きなさいよ。それが宿題っていう
ものでしょうが。あと1週間、あるじゃない。余裕で読めるでしょう。

入れ知恵したのは姪の親である、我が妹。そういえば、あいつは
中学・高校と、本だけ買ってきて私の机の上に置いて行ったっけ。

なんで親子2代の感想文の面倒を見なきゃいけなんですかねぇ。
ええ、確かに妹は2〜3回、校内の感想文コンクールで表彰され
ていますけどね。

私は今、自分の読書で精一杯なのだ。旦那が留守にしている間に、
せっせせっせとリサイクル書店と新刊書店で本を購入していたら、
書籍版サクラダ・ファミリアが倒壊の危機に陥っているのだ。

積読本の消化をせねば、来月以降の購入が危ういのだ。なので、
他の本を読んでいる暇はありません。

でも、過去に読んでいる本ならコッソリと内容を教えてあげるけど。笑。

引き続き『さよならまでの読書会 本を愛した母が残した「最後の言葉」』
(ウィル・シュワルビ 早川書房)を読む。

この本、タイトルだけ見て購入したのだが、著者はハルバースタム
絶筆となった『ザ・コールデスト・ウィンター 朝鮮戦争』の編集を手掛け、
その母は大学でハルバースタムの友人だったそうだ。

ハルバースタムがこの本に導いてくれたのかなぁ。