自由は保障されている
圧力鍋が欲しいな。どんな種類があるんだろう、値段は?そうだ、
インターネットで調べようっと♪
数分後、ドアにノックの音。外にはパトカーと警察官。えっ?どういう
ことよ、これ。
圧力鍋を検索しただけで、警察が駆けつける。アメリカで実際に
あった話だそうだ。
奥さんは圧力鍋を、旦那さんはリュックサックを、そして息子は
ボストン爆弾事件を調べていたのが引っかかった。
ということはですよ。ロシアへの期限付き亡命を許可された
スノーデン氏が暴露したことが本当だったと証明されたって
ことだ。
きっちり監視されてるじゃん、インターネット。
しかし、検索しただけで警察が来るってことは我が家にはしょっちゅう
警察が出動してくれるってことになるな。
テロ、アルカイダ、暗殺、過激派、中核派、日本赤軍、タリバン、
原理主義、盗聴。その他諸々、危ない言葉でいっぱい検索
してるもの。
自由の国・アメリカ。政府には盗聴や監視の自由もあるって
ことですか。
ところで、本当に圧力鍋欲しいな♪
引き続き『古代ローマ人の24時間 よみがえる帝都ローマの民衆
生活』(アルベルト・アンジェラ 河出文庫)を読む。
うひゃ、古代ローマの富裕層以外の住宅事情が悪過ぎる。