私の異常な愛情 その12

私の友人・知人100人に聞きました!(本当はそんなにいないけど)。

「あなたはヘルムート・ロッティを知っていますか?」

答えはっ!・・・・・・・・・・・・・・・(ドラムロールの音)0人!!

トホホなのである。まぁ、日本ではほぼ知られていないロッティなのだが、
ヨーロッパではかなり有名な歌手なのです。

ヨーロッパのどこかの国のテレビで観たのがきかっけだった。その歌声に
魅了され、日本でCDを探したが絶望的に入手出来ない。

仕方がないので我が旦那がヨーロッパへ出張へ行くたびに、CDやDVD
を探して購入してもらっていた。

怖ろしく国籍不明の歌手である。否、ベルギー出身なのは分かっている。
だが、母国語以外に英語、フランス語、ドイツ語を話し、ロシア語、ラテン語
ヘブライ語等の9カ国語に加えて、いくつかのアフリカの部族の言葉でも
歌えるという不思議なお人なのである。

元々はエルビス・プレスリーの物真似からスタートし、デビュー当時は
アイドル扱いだったようだが、オーケストラをバックにポップスを歌う
コンサートを行ってみたりと、ポップスからクラシックまでレパートリー
の幅の広さにも驚かされる。

特に好きなのがロシア民謡を歌ったCDとDVD。これはもう何回も聴いて
るし、観ている。DVDの映像の安っぽさを補って余りある歌唱力なのだ。

あぁ、ロッティ。日本に来ないかな。やっぱりヨーロッパまで行かないと
生ロッティは観られないんだろうな。

『三千年の海戦史』(松村劭 中央公論新社)を読み始める。

古代の地中海から始まった、人類の海戦の歴史を辿る。