自分の目で見る

あいにくの雨模様。本日は公休日だったので、行こうか迷った
のだけれど、出掛けるには遅くなったし、テレビのワイドショー
の方がよく見られるかな?と思って自宅にいた。

来月の新歌舞伎座こけら落としを控えての、「世紀のお練り」
の日である。銀座・中央通りを役者を始め、歌舞伎関係者が
練り歩く。

予定より少々遅れてのお練りは、一瞬だけ雨が止んだ。中央通り
の両脇には、案の定、幾重もの人垣だ。早い人では昨晩から
場所取りに来ていたとか。

このお練りに、勘三郎団十郎の姿がないのが返す返すも残念だ。
ふたりとも、新歌舞伎座の開場を心待ちにしていただろうになぁ。

それにしても、携帯電話やデジカメをかざしている人のなんと多い
ことか。

画像で残したい気持ちも分からんではないが、せっかく人気役者が
目の前を通っているんだよ。自分の目でしっかりと見たくないのか
なぁ。不思議。

新聞の切り抜きをしえいたので『プルトニウム・ファイル いま明かされる
放射能人体実験の全貌』(アイリーン・ウェルサム 翔泳社)は小休止。