それはアラーの教えじゃない
「メリー・クリスマス、ミスター・ローレンス。メリー・クリスマス」。坂本
龍一でも、デヴィッド・ボウイでもなく、北野たけしを観る映画だった
「戦場のメリー・クリスマス」。
申し訳ないのだが、この1作しかきちんと観ていない。映画監督の
大島渚が亡くなった。享年80歳。脳梗塞で倒れて以降は表舞台
に出ることもあまりなかった。ご冥福を祈る。
閑話休題。
♪ここ〜は地の果て アルジェリア〜♪
のんきに歌っている場合ではない。アルジェリアで日本人5人が
イスラム武装勢力に拘束されたらしい。あと、フランス人も。
今回はジャーナリストではなく民間人のようだ。身代金目的なの
だろうか。アルカイダ系のイスラム過激派説があるらしい。
なんでこうイスラムのイメージを悪くするようなことをするかね?
アラーはそんなことをしろって言ってしょうに。コーランに書いてある
ならどこのページか教えてくれ。
先鋭化すればするほど、敵は増えるだけだよ。とにかく無事に
解放してくれないか。
『警察庁長官を撃った男』(鹿島圭介 新潮文庫)を読み始める。
1995年に東京都荒川区南千住で起きた国松警察庁長官狙撃事件は、
オウム真理教の犯行との前提で捜査が進められた。
しかし、「自分が国松長官を狙撃した」という男が現れた。
未解決のまま時効を迎えた事件の真相を追ったノンフィクションである。