一つ一つ消して行きます

統一ロシアって書いたらダメですよ」

分かってます、そんなこたぁ。投票に行く支度をしていたら旦那に
言われた。書いていいなら書きたいけどさ、統一ロシアって。

元々支持政党もないし、好きな政治家もいないんで新聞とにらめっこ
をしながら結局は消去法で選ぶことになった。

投票所となった小学校は私の母校でもある。少ないねぇ、若い人たちが。
見掛けるのは年配者ばかりだったよ。

帰り道、旦那のリクエストがファスト・フード店のハンバーガーだったので
店舗に立ち寄り出来上がりを待っていると中学時代の同級生とばったり。

やはり投票帰りでお子さんの昼食を買いに来たという。彼女も迷いに
迷った末の消去法だったようだ。

さて、どんな結果が出ることやら…。でも、衆院選より、自分に関係の
ない東京都知事選の結果の方が気になるんだが。笑。

悪の教典 上』(貴志祐介 文春文庫)読了。

蓮実聖司。高校の英語教師。ハンサムな好青年は同僚教師からの
信頼も厚く、生徒にも高い人気を誇る。しかし、その裏には別の顔が
存在していた。

サイコ・ホラーなのかミステリーなのか分類がよく分からぬが、共感性
欠如の主人公の裏の顔が徐々に明らかになっていくのが上巻なのか。

しかし、上巻から突っ込みどころ満載なんだが…。映画にもなったんだよね、
この作品。観てないからなんとも言えないけれど、小説としては既に話に
ほころびがあるのが気になるんだよなぁ。下巻はどうなるんだろう。