やっぱり便利だ、陰謀論

今日は帰りが遅くなるのが分かっていたので、昨夜のうちにカレーを
作っておいた。

帰宅してサラダを作っている間に、旦那は自分の好きなだけカレーを
よそって食卓へ。

「ほ〜ら、スープカレー

私が作ったのは日本のカレールーで作った日本のカレーです。それは
ご飯の分量に比べてカレールーが多いだけだろうに。しかも、それ、皿
じゃなくてサラダボウルだよね?

カレールーのなかでご飯粒が泳いでいたよ。とほほ…。

『暴かれた9.11疑惑の真相』(ベンジャミン・フルフォード 扶桑社文庫)
読了。

米国同時多発テロアメリカの自作自演だっ!を主張する陰謀論としか
言えない本である。積みっぱなしにしhていたので、暇つぶしに読んだ。

もうどうしてくれようと思うほど、くだらないんですけど。まぁ、この著者
自身が非常に胡散臭いので仕方ないか。

証拠隠滅の為にツインタワー崩壊後に瓦礫は素早く撤去され検証が
出来ないと言いながら、とある博士が崩壊現場から採取した瓦礫から
爆弾の成分が検出されたとか言ってるし。どっちが本当なのよ?

ツインタワーに突入したのは民間航空機じゃないんですってさ。だったら、
その民間機に搭乗していて犠牲になったとされる人たちは今でも生存
しているの?どこにいるの?アメリカ政府は口止め料とか払ってるの?

タワー崩壊は劣化ウラン弾だとか、事前に爆弾が仕掛けられていたとか。
どっちなのよ?それとも両方?劣化ウラン弾だとしたら、ニューヨークなんて
街のど真ん中で使っちゃまずいだろうよ。

日本でも日航機の御巣鷹山墜落事故に関して「自衛隊無人機によって
撃ち落とされた」とかいう陰謀論があるが、似たようなレベルのお話だね。

オサマ・ビンラディンが暗殺された今、「アルカイダアメリカ政府は繋がって
いる」って主張していた人たちはどうしているんだろう。アメリカ政府が
自作自演を続ける為には、生かしておいた方が都合がいいんじゃないの?

著者は「陰謀論ではない」と言っているが、陰謀論以外の何物でもありません。
エンターテイメントと楽しんだ方がいい。