狂っている

涼しいどころか肌寒い。秋をすっ飛ばして初冬とか勘弁して下さい。
年々、秋と春が短くなっているように感じる。

今年の残暑は異常気象なのだそうな。そうだよな、夏といえば夕立ち
がつきものだけれど、ここ、関東平野じゃほとんど雨が降らなかった。

まさかその埋め合わせって訳でもないのだろうが、ここ数日、各地で
集中豪雨が発生しているようだ。

京浜急行は土砂崩れに突っ込んで、一部区間で運休。北海道・
苫小牧では雨で道路が川のよう。そして、長万部では竜巻が発生し、
特急電車に木が衝突。また、突風に煽られてトラックが横転だ。

しかも、今週末には台風が接近だ。

9月は台風シーズンだけれど、それ以外の豪雨はなんなのよ。
ちょっとおかしくないか。

気象は明らかに変になって来ている。昔、北海道のお米なんてなかった。
それに、みかんが収穫出来る北限も年々北上しているらしい。

自然が起こすものだから予測が難しいのだろうけれど、どうにかならん
のだろうかねぇ。自然災害の被害ばっかりが増えているようだ。

引き続き『さもなくば喪服を 新しきスペインとその英雄の物語』(ドミニク・
ラビエール/ラリー・コリンズ 早川書房)を読む。

スペイン市民戦争での混乱がおさまったと思ったら、過酷な旱魃
飢えって本当に苦しそうだ。

以前、呆けてまで生きたくないから餓死してみようと実行した作家の
体験記を読んだ。とことん食べる物がなくて野草まで口にした人たちを
思うと、贅沢なことしてんじゃないよって思ってしまう。