そこまでするか

新聞の書籍広告は新刊チェックの貴重な情報源である。先日もこの
広告に「芥川龍之介」の文字を見つけたのでじっくり見たら騙された。

あの幸福の科学が出している本だった。愛するアクターを山車に使って
文春批判をしていた。真剣に見るんじゃなかった。

その幸福の科学の大川氏がとんでもないことをしちゃったらしい。
あろうことか、長期の御静養が続く我が国の皇太子妃の守護霊を
呼び出したらしい。

週刊新潮」の記事だし、見出ししか読んでなのだがこれっていいのか?

守護霊に妃殿下の胸中を語らせたって…世が世なら不敬罪である。
右の方々が街宣車で大挙して、幸福の科学本部へ押し掛ける騒動に
発展してもおかしくない。

元々胡散臭い宗教団体だが、ここまでやってしまうとさすがに「ネタ」
ではすまなくなってくるんじゃないだろうか。

妃殿下のご静養には色んな意見があるようだけれど、今回ばかりは
酷過ぎるだろう。宮内庁は厳重に抗議してくれ。

『昭和のチャンプ たこ八郎物語』(笹倉明 集英社文庫)を読み始める。

プロ・ボクサーから喜劇役者に転向した、たこ八郎の青春を綴った
ノンフィクション・ノベルである。