浅はかな行動

慰霊の法要だったはずなのに、何故か魚釣島に日本人が上陸だ。
あ〜あ、先日、香港の活動家が上陸しちゃったから仕返しってこと?

「やられたら、やり返せ」みたいなことをしてなんになるんだろう。相手と
同じレベルに降りちゃうことになるんですけど。

この上陸メンバーに都議が加わっていたのに、更なるがっかりである。
国会議員ではないけれど、政治家には変わりない。政治行動と受け
取られてもいいってことですか?

靖国参拝みたいに「個人として…」って言い訳は通じないと思うのだが。

冷静に受け止めて、冷静に対処する。そうじゃなきゃ向こうの思うツボ
なのではなかろうか。

ご本人たち「軽率だったかもしれない」と言っていたが、「かもしれない」
ではなく軽率以外の何物でもありません。

政治を仕事にしている人たちって、揃いも揃って浅はかですか。はぁ…。

『情報と国家 収集・分析・評価の落とし穴』(江畑謙介 講談社現代
新書)を読み始める。

日本語では「情報」とひと括りにされてしまう「インフォメーション」と
「インテリジェンス」。

情報を集め、分析し、評価するのがインテリジェンスの基本であるが、
そんなインテリジェンスの落とし穴について解説するのが本書である。

江畑氏、もう亡くなってしまったのだよね。しみじみ。