書いて、書いて、書きまくれ!

オスプレイの岩国への搬入は、安全性に疑問を抱いている民意を
無視した決定だ」

開いた口が塞がらないとはこのことだよ、前原。あんたは普天間移転
問題の際、「病院や学校の移転も視野に…」とか言ってなかったか。

また思いつきで言ったのか?

月刊誌「新潮45」の記事の見出しに「民主党は学級会以下」とあったが、
言い得て妙だよ。

『あなたも作家になろう 書くことは、心の声に耳を澄ませることだから』
(ジュリアン・キャメロン 風雲舎)読了。

事務所勤めを経てフリーの編集者になった。一応、現在も細々と仕事を
している。勿論、大した仕事量ではない。それでも数年に一度の割合で
スランプなるものに襲われる。

飯の種である原稿が書けぬ。構想は出来ているのだが、書くべき言葉が
出て来ない。

そんな時はいたずら書きをする。それは文節にも達しない走り書きだ。
それを繰り返しているうちに、いつの間にか原稿に向かえるようになる。

本書にも似たようなリハビリ(?)が記されていた。う〜ん、書くことの
自己治癒なのかもな。笑。

私は書くことが既に仕事になっているのだが、本書は書きたいという
思いはあっても、書くことに二の足を踏んでいる人の背中を押してくれる。

「上手な文章を書こう」「人の心を掴む文章を書こう」のような趣旨の本は
いくつもあるが、本書は技巧をこらした文章を書こうとするのではなく、
心の赴くままに書いてみようと提案している。

文章を書くってことは決して難しいことではない。感じたことをそのまま
文字にしてみればいいのだ。

楽しかったこと、哀しかったこと、憤りでもいい。書くことで何かが変わる
のだ。

各章の終わりにはエクササイズもあるので、文章を書いてみたいけれど
どうやって書こうか悩んでいる人にはヒントになるのではないだろうか。

誰もがプロの作家を目指す訳ではないだろうが、日記やブログを始め
てみようという人にもいいかも。

もしかしたら、書くことは新たなセラピーになるかもしれないね。身近に
悩みを抱えている人がいたら、妙な新興宗教にはまる前に書くことを
勧めてみよう。