昭和がまた遠ざかる
またひとり、「役者」と呼べる人が逝ってしまった。銀幕で、舞台で、
テレビで活躍した女優・山田五十鈴が亡くなった。享年95歳。
若い頃はあまり知らぬ。よく観たのはテレビ・ドラマ「必殺シリーズ」だ。
それでも画面からはしっとりとした色気が伝わって来た。
体調を崩して舞台を降板したのが2002年。それ以降、公の場に姿を
見せることはなかったが、数年前に復帰の噂もあった。しかし、叶わず。
多臓器不全で生涯を閉じた。ご冥福を祈る。合掌。
あぁ、昭和がまた遠くなった。
閑話休題。
テレビを見ている。鳩山邦夫氏の長男・太郎氏が出ている。そして、
軽井沢にある鳩山家の別荘を公開だっ!
でかいっ!ちょっとした小粋なリゾートホテル並みである。やっぱり
資産のある一族は凄いな。
ん?鳩山家の別荘?あれか、北朝鮮の元女性テロリストを接待した
のはこの豪華な別荘だったのか。
そういや、この元テロリスト接待費用の内訳の公表ってどうなって
いたのだろう。ブツブツ…。
引き続き『ザ・フィフティーズ<上>』(デイヴィッド・ハルバースタム 新潮社)
を読む。
劇場公開と同時に大ヒットを記録したのが、マーロン・ブランド主演の映画
「欲望と言う名の電車」。これも50年代だったんだよな。
若い頃のマーロン・ブランドは本当に綺麗な顔をしていた。しかもワイルド。
そして、歳を重ねても反逆児のままだったなぁ。