ぷかぷか〜

国民を巻き込む茶番劇に末に再稼働した大飯原発3号機で、
フル稼動を目前に出力低下の危機だった。

原因はミズクラゲ。海にぷかぷか〜っと浮かんでいるあれである。

「現代科学の粋を結集した原子力発電がクラゲごときに惑わされて
なるものか」

牧野経産副大臣が言っていたのだが「クラゲごとき」って…。ねぇ、
自然を舐めていませんか?

先端科学の予期せぬ敵って自然界じゃないのかな。福島第一原発
事故だって地震津波の想定が甘かったからだろう。

この人、それが分かってないのかな。

海から取水している原発にとって、海の生息物の大量発生による危機は
織り込み済みなんじゃないのかねぇ。クラゲ対策の設備もあることだし。

この副大臣の発言を聞いて「ごときって言われちゃなぁ。よ〜し、もっと
もっと増やしてやる」ってクラゲが思わなきゃいいけど。

クラゲって心臓も血管もないっていうけど、耳はあるのかな。

引き続き『ザ・フィフティーズ<上>』(デイヴィッド・ハルバースタム 新潮社)
を読む。

郊外型画一住宅が注目を浴びたのはこの頃だったのか。日本でいうところの
ニュータウン」ってやつか。大量生産・大量消費の時代の幕開けか。