喧嘩上等!

度重なる不祥事で監督官庁である国土交通省から厳重注意を
受けているのが、格安航空会社・スカイマークだ。

そのスカイマークが「我が社では一切の苦情は受け付けない
から、言いたい人は消費者生活センターに言ってね」なんて
文書を航空機の座席に配布した。さぁ、大変。

消費者庁からの抗議を受けて回収するようだが、そもそも
こんな文書を配布する方がどうかしている。

安全性・快適さを最小限度に留めて運賃を安くしているという
ことを訴えたかったのだろうが、旅客機を運行するってことは
一種のサービス業でもあるのではないか。

客室乗務員は荷物の収納を手伝いません。乗務員同士の
私語は容認してます。言葉遣いの指導はしていません。

乗客に喧嘩を売っているのと同じだよな。こんな文書を組織と
しての正式な告知としたスカイマークの体質には大いなる疑問
が湧いて来る。

以前から運行管理に問題続出の会社だ。どんなに安くても利用
したくないな。スカイマークを遣うくらいなら、長距離バスを利用
しるよ。

国交省もこんな会社の認可を取り消しちゃえばいいのに。

引き続き『3.11 複合被災』(外岡秀俊 岩波新書)を読む。

マグニチュードが再三修正された東日本大震災だが、当日の
発生から10分後には長野県松代町にある気象庁の精密地震
観測室はM9.0を観測していた。

世界各国のデータから算出するシステムなのだが、日本国内の
地震は担当外なのだそうだ。