20年分の実り

中だるみしてるなぁ〜と思いながら見ていた大相撲夏場所だが、
千秋楽が近くなってから俄然、面白くなって来た。

そして迎えた千秋楽。巴戦になるかと思われたが平幕同士の
優勝決定戦となった。

それにしても琴欧州のドタキャンならぬ千秋楽当日の欠場は
頂けませんね。面白くないじゃないか。

さて、結果は結構あっさりと旭天鵬が勝って優勝となった。
37歳8カ月は昭和に入って最年長の記録だと言う。

モンゴルから日本に来て20年、日本に帰化して7年。こつこつと
相撲を取って来た成果が出たってところか。

優勝決定戦で勝利を決めて花道を控室へ引き揚げる本人の
目から涙が溢れていたのは勿論だが、付け人までもが涙・
涙の優勝だった。

危うくもらい泣きするところだったよ。それほどに心に残る
優勝だった。優勝パレードに横綱白鵬が旗手を申し出たのも
よかったなぁ。

おめでとうっ!旭天鵬

あ、解説の北の富士が「この力士はあと5年、相撲を取る」なんて
無責任なことを言っていたなぁ。注意して下さい、NHKさん。

『超常現象の科学 なぜ人は幽霊が見えるのか』(リチャード・
ワイズマン 文藝春秋)を読み始める。

超能力や占い師、人はどうしてこうも超常現象を信じるように
なるのかを科学で解説する。

幽霊さん、いるなら私にも姿を見せて下さいな。