女王、現る
我が旦那の日本語の力を磨くという建前の下、言葉遊びをしていた。
そのなかで出て来たのが「壁に亀有 障子にメアリー」だった。
ふむ、「こち亀」の両さんがいたら楽しいかもな。少々喧しいかも
しれないけれど。笑。
それと「障子にメアリー」かぁ。え…メアリッ!ー?いかんっ!私の妄想
頭が思い出したのはイングランド女王のメアリー1世だった。
怖いよ、怖いよ〜。即位早々、プロテスタントを300人も処刑した女王
だよ〜。そんな人がいたら障子が真っ赤に染まっちゃうよ〜。
ウォッカベースのカクテル、ブラッディ・メアリーはこの女王の異名
「血まみれメアリー」に由来している。そのまんまだな。汗。
その昔、知り合いのバーテンダーの店で「ブラッディ・メアリー。ウォッカ
抜きで」と注文して、凍るような冷たい視線を浴びながら缶のままの
トマト・ジュースを出されたっけ。
あぁ、言葉遊びもほどほどにしないと駄目だ。
引き続き『メルトダウン ドキュメント福島第一原発事故』(大鹿靖春
講談社)を読む。
東京電力の賠償を巡って、閣僚が喧々諤々である。原子力賠償法の
免責事項を適用するのか、しないのか。
東電にとことんまで万障させたい当時の官房長官である枝野氏と、
東電救済で動く与謝野経済財政担当相が真向からぶつかり合う。
枝野氏が「まだまだ東電はミンクのコートを着ている。パンツ一丁に
させるべきだ」と言えば、与謝野氏は「パンツ一枚になるまで東電に
吐き出させるのはいい。それと責任論は別物だ」と反論する。
「じゃあパンツも脱がすべきだ」と枝野氏が怒鳴る。…政治家が
パンツ、パンツって…勝新かよ。さて、この両者に割って入ったのが
自見金融担当相。
「いやいやパンツまで脱いじゃあいけない」
な、和むなぁ、おい。