春の嵐

♪ゴーゴーゴー 風が泣いている ゴーゴーゴー
 ゴーゴーゴー 風が叫んでる ゴーゴーゴー♪

そう歌ったのはザ・スパイダースだったか。泣いているとか、
叫んでいるどころではなく風が怒号していた1日だった。

交通機関にも影響が出ていたが歩いているだけでも風に
煽られる。用事があったので午前中に実家へ行って来た
のだが、たかが5分の距離が長かった。

強風に加えて午後には雨まで降り出して、まさに嵐のよう。
今月は週末ごとに天気が悪くなるよね。

3月中にあまり気温が上がらなかったので、今日の風で桜が
散ることはなかったのが不幸中の幸いか。

それにしても怖いくらいの風だった。

『仁義なき日本沈没 東宝vs東映の戦後サバイバル』(春日太一
 新潮新書)を読み始める。

日本映画の境界線は1973年にあり。この年の「仁義なき戦い」「日本
沈没」の公開によって、日本映画の歴史は大きく変わった。

戦後から斜陽期を経て、大ヒット作品を生み出すまでの東宝
東映の軌跡を描く。