ちょっとの違いで大違い

数日前から我が旦那は筆ペン片手に字の練習をしている。一番下の
姪が来月から中学生になるので、ご祝儀袋の上書きを自分でしたい
らしいのだ。

いいじゃん、漢字で書かなくても。英語でcongratulationでもいいので
はないか。

「郷に入れば郷に従えです」

おぉ、日本人の降りをしているのか。ならば、北方領土を返してくれ。笑。

今日も今日とて、夕飯が済んでから一生懸命に練習をしている。うん、うん、
熱心にやっているね。ん?ちょっと待て。

何度も繰り返し書いているその字、間違っているぞ。「呪」じゃ祝ってません
から〜。汗。

面白いのでそのままにしておこうと思ったのだが、大好きな姪の入学祝を
呪いにしては可哀想なので正しい字を教えておいた。

それにしても怖いじゃないか。ロシア人が筆ペンで「呪」を繰り返し書いている
なんて。笑。

『輝ける嘘 上』(ニール・シーハン 集英社)を読み始める。

アメリカが泥沼で苦しんだヴェトナム戦争を、ひとりの兵士の軌跡から
アメリカの姿を描いた名作である。

長らく入手困難で、やっと見つけた作品である。上下巻2段組み。文字
びっしり。時間がかかりそ〜。