1年を刻む
そうか。だからあんなに早かったのか。今日で1年を迎える東日本大震災の
際に、「トモダチ作戦」を展開する為に日本に駆け付けた米軍の空母である。
日本政府から正式な要請がある前に、既にアメリカ軍は日本救援の為に
日本への終結を始めていた。凄い機動力だなぁ。
感心してテレビを観ながらこの日記を書いているのだが、横で我が旦那が
うるさい。「トモダチダケド、シンユウジャアリマセーンって原発事故で逃げた」
とかブツブツ言っている。お、こんなところで米ソ冷戦再発?
日本が震災だ、津波だ、原発事故だって大変だった時、あなたの祖国は
日本上空に戦闘機を飛ばしてませんでしたか?自衛隊がてんやわんや
している時に、スクランブル発進させるようなお国ですよ?
国家的危機に際して、自衛隊の機動力を試した国の人は黙ってなさい。
でも、感謝しているよ。チェルノブイリ原発事故の後、子供たちの放射線治療に
当たっている女医さんが福島の子供たちの為に来てくれたりさ。
日本政府はたわけだけど、日本は復興するさ。見ていておくれよ、世界中から
支援を寄せてくれた人たち。
『プロメテウスの罠 明かされなかった福島原発事故の真実』(朝日新聞特別
報道部 学研)を読み始める。
我が家が長年購読しているアカヒ…じゃなかった、朝日新聞朝刊に連載されて
いる記事の書籍化である。
福島第一原発の事故は、地震と津波の被害に追い打ちを掛けた。目には見え
ない放射能に、住民は、政府は、官僚は、研究者は、そして当事者である東京
電力はどう対応したのかを検証する。
後々、その情報が伝わってなかったことが判明したSPEEDIって130億円も
したのか。なんで計測しておきながら、情報公開しなかったんだよ。えらい
無駄遣いじゃねぇか。