世界を目指せ
若手のバレエダンサーの登竜門であるローザンヌ国際バレエコンクールで、
17歳の日本の高校生が優勝を手にした。
凄いなぁ。このコンクールは幾多の名ダンサーを誕生させている。今回は
彼女以外にも最終選考の21人中5人が日本だった。
皆、今後が楽しみだ。このうちソリストとして飛躍するのは何人だろう。
日本の若人よ、世界へ羽ばたけ♪
さて、私は今月ボリショイ・バレエを観に行く予定である。定番の「白鳥の
湖」だ。楽しみ〜。
専門学校時代、コンビニエンス・ストアでアルバイトをしていた。その時の
アルバイト仲間(女性)が「エロ本を買って行く男ってサイテー」と言っていた。
わたしゃエロ本も買ったことがない男の方が嫌だけどな。笑。
そんな男性娯楽雑誌の歴史を追ってみようといほが本書である。
視点は確かに面白い。娯楽雑誌はほとんどが読み捨てにされるもの
だから、保存している人も少ないだろうし、どんな雑誌が出ていたか
なんて網羅し切れないだろうしね。
だが、文章があまりにもお粗末過ぎる。ネット掲載の文章を切り張りしたのか?
同じフレーズは繰り返し出て来るし、文末は統一されていないし…。
いくら新書ブームとはいえ、これは酷いだろう。担当編集者は何をしてたんだ?
街角で見掛けたエロ本の自動販売機が、機械の都合で版型やページ数が
決められていたなんて話は面白いのだけど、「こんな雑誌がありました。
こんな風に作ってました」だけじゃ物足りぬ。
昭和史を謳いながらカストリ雑誌については参考にもならぬ。「個人的昭和史」
とした方がよかったのではないか?う〜ん、残念。
尚、私はエロ本もポルノ小説も堂々と買える(威張ることじゃないか)。