総懺悔

どじょう首相がみんなの党を「シロアリ」呼ばわりしたとかで釈明だ。
くだらないなぁ。国会ってそんなことの為に開いているんじゃないだろう。

さて、東日本大震災関連の会議で議事録が作成されていなかったことで
大騒ぎである。某宗教団体を支持母体とする政党代表はどじょう首相も
閣僚として参加していたので、事情聴取が必要だと息巻いている。

ところがこの議事録問題、思わぬところへ飛び火した。というか、過去を
遡ってきたら野党にもブーメラン効果だ。

なんとっ!阪神淡路大震災以降の大規模自然災害発生時の議事録が
存在しないことが分かってしまった。

えっと…自自公政権時代ってのもあったよな。「公」は勿論、宗教団体を
バックに控えた政党である。

こうなると現在の与党も野党も関係ないね。国会議員総懺悔ってことで
いいですか?

『慶応三年生まれ 七人の旋毛曲り 漱石・外骨・熊楠・露伴・子規・
紅葉・緑雨とその時代』(坪内祐三 新潮文庫)を読み始める。

副題に名前が挙がっているひとりひとりを取っても濃いのに、この7人を
まとめて彼らが生きた明治の時代を描くというのだから相当に濃厚だ。

文庫本とはいえ700ページ超。ふふ…読むのが大変だよ。汗。