あったまる?

寒いねぇ、底冷えがするねぇ。天気予報の通り、今日は朝から関東平野でも
雪が降った。あぁ、公休日でよかった。でも、午前中は駅前まで出掛けたの
だけれど。

こんな寒い日の夕飯は、やっぱり鍋がいいよなぁ。なので、朝食の席で
旦那に聞いてみた。何鍋、食べたい?

「すき焼き〜」

速攻で返って来たのがこれ。すき焼きって…。確かに鍋だけどさ、それって
「寒いから鍋にしよう」の時の鍋ではないだろう。

要するに肉が食べたかっただけだろう。この肉食系男子は。聞いた私が
いけなかったよ。

結局はすき焼きの準備をして旦那の帰宅を待っているのだが、冷蔵庫に
鎮座しているタラの切り身はどうしてくれよう…。

引き続き『ノルマンディー上陸作戦1944(上)』(アントニー・ビーヴァー
 白水社)を読む。

「親愛なるウィンストンへ。卿がDデイに海に出ていかぬよう、余からも、
ひとつ訴えたいと思う。どうか余の立場を考えてほしい。余は卿より年少
であり、海軍軍人であり、国王として全イギリス軍の統率者でもある。
実際に海に出ること以上に、余の為したいことは他にないが、祖国に
とどまることに同意している。可能ならば、余がまさにみずから為し遂げ
たいと思うことを、卿が為すのは、公平であろうか?」

後続部隊と一緒に小型船艇でフランス上陸をするんだと言い張る首相に、
イギリス国王ジョージ六世陛下が送った手紙である。

首相閣下は勿論、かのウィンストン・チャーチルである。ダメじゃん、国王に
まで心配かけちゃ。