不買運動す

あっちでセシウム、こっちでセシウム。毎日のように「○○からセシウム
検出された」とのニュースが流れる。放射脳の方々が過剰反応している
のを煽るかのようだ。

福島第一原発事故は政府が収束宣言をしたのだが、除染はこの先も
延々と続くだろう。そこで出て来たのが「除染ビジネス」。

東京は芝浦にある会社が、放射能に汚染された土壌を除染する装置を
開発。これを除染の必要な自治体へ売り込む。

売り込む?ほぅ、原子力産業で儲けて、今度は除染で儲けようと?なんと
したたか、否、厚顔無恥な会社なんだろう。

無償貸与が本来あるべき姿じゃないのか。福島第一原発のプラントって
この会社が納入したのだろう。

てなわけで、我が家では該当する会社の製品の不買運動を展開しようと
考えている。あ…元々この会社の製品って、使ってないや…。

『ノルマンディー上陸作戦1944(上)』(アントニー・ビーヴァー 白水社
を読み始める。

史上最大の作戦」なのである。第2次世界大戦の、ノルマンディー上陸
作戦を綿密に描くノンフィクション。上下巻各500ページ超えだぜっ!

「「あのビーチは実際、恐怖心を覚えるほどの難物でして、途方もない
犠牲が出ることは間違いありません」と。すると、ブラッドリーは大尉の
肩に手をおいて言った。「分かっているよ、坊主、分かっているんだ」。
なぜそこが上陸地点に選ばれたのか。それはイギリス側が担当する
左手(東側)の三つのビーチと、やはりアメリカ側が担当する右手
(西側)の「ユタ・ビーチ」を除くと、上陸作戦が可能な場所は、そこしか
なかったという、ただそれだけの理由からだった。」

そして、案の定、大勢の兵士が上陸を果たす前に犠牲になっている。