どこで覚えた?

本日は派遣先の仕事納めである。とは言っても、1月1日は仕事始めなので、
2連休は通常の公休と変わらないんだけどね。

でも、大晦日が休日だと気分が違う。大晦日が仕事納めで、翌日が仕事始め
なんて年もあったもの。

今日は仕事帰りにスーパーの食品売り場をうろついて来た。正月用食材の
下見である。軒並み高くなってるな。旦那にアメ横突撃命令でも出すか。
あ…出さなくても毎年、勝手に行って、勝手に大量の食料を買い込んで
来るな。きっと今年も行くことだろう。

そのスーパーで、今日、購入したものと言えば芋がらだけである。帰宅して
早速あく抜きをしているのだが、旦那が鍋を覗き込んで言った。

「サツマイモのツルなんて…大東亜戦争中じゃないんだから」

こらこら。これは芋は芋でも里芋の茎じゃ。それに生まれてないだろう、お互いに。
しかも、あんたの祖国じゃ「大東亜戦争」じゃなくて「大祖国戦争」だろうに、先の
大戦は。

いらん知識ばかり、どこで覚えて来るんだかなぁ。汗。

『日本人の美風』(出久根達郎 新潮新書)読了。

篤志、陰徳、義理、人情、諧謔…日本人が持っていた(?)美風を古今の書物
から探る…なのだけど、どうも内容が散漫だ。

書物エッセイでははずれのない著者だが、本書についてはいまひとつだな。

二宮金次郎は歌と像しか知らなかったので、村おこしのプロデューサーと
しての手腕は興味深かった。