やれば出来る

洪水被害で日本の製造業の工場も打撃を受けたタイである。未だ浸水
地域が多いそうだ。なかなか引かないのねぇ。

生産拠点を日本国内の工場に移す為、タイから熟練従業員を日本に
呼び寄せることになった。

その人たちに特例でビザが発行される。やれば出来るじゃん、日本の
外務省。この決断は早かったねぇ。

今回のビザ発行みたいに、なんでも早期の決断が出来るようになれば
日本のお役所もあんなに人数いらなくなるんじゃないか?

あ…そうしたら「お役所仕事」って言葉がなくなっちゃうか。。死後がまた
増えちゃうな。

『ドキュメント 東日本大震災 救助の最前線で』(Jレスキュー編 イカロス
出版)を読み始める。

消防・レスキューの専門雑誌「Jレスキュー」等に掲載された記事をまとめた
1冊。書き下ろしもあり。

都道府県から派遣された消防、救急、緊急医療チーム、自衛隊の救助・
救援活動を克明にレポートする。

麻生幾『前へ!』とテーマはかぶるが、専門誌の取材だけあって感情に
流されていない。その分、文章が少々硬いか。

水素爆発の危険と背中合わせで福島原発への放水作業を行った東京
消防庁ハイパーレスキューの隊長の話は、緊迫感に溢れている。

そういや、原発の状況を当時の首相だったバ菅に聞かれて「水素はあり
ますが、大丈夫です」と答えて、「水素があったら爆発するじゃないかっ!」
とあのバ菅に怒られた斑目委員長って…。どこまでデタラメなんだ。