リベンジ!

365日年中無休の派遣先の業務だが、何故か平日出勤でシフトが
組まれていることが多い。なので、久し振りの土曜日出勤である。

午前中は下手をしたら平日より忙しい曜日なのだが、今日に限っては
ほどよい暇さ加減である。昨日が酸欠になるほど忙しかったご褒美か。笑。

昼休みが終わってからは思い出したように入電があるだけ。いい機会なので
不要になった資料の整理をしていた。

ゴミ箱へ捨てようとした資料に描かれていたイラストに目がとまる。可愛らしい
芋虫は、まるで三色団子のようだ。

そんなことを考えていたら、突如としてみたらし団子が食べたくなった。
こうなったら今日中に食べないと気が済まない。よしっ!帰りに買おう。

帰宅途中で勇んで購入した。旦那が友人と飲みに行ったのをいいことに、
本日の私の夕食はこのみたらし団子である。

…違うのだ。確かに見た目はみたらし団子。甘辛のあのタレもかかっている。
でも、私が頭に描いたのは甘味のなかに微かなしょっぱさがある味なのだが、
口にしたのは甘さよりもしょっぱさが勝ったものだった。

否…これはこれでおいしいのだ。しかし、頭の中から舌に伝わった味覚は
裏切られた。舌が「食べたかったのはこれじゃない」と言っている。

う〜〜〜。明日はスーパーへ行って、舌が求めるみたらし団子を買って来よう。

『わたしを変えた百冊の本』(佐高信 講談社文庫)を読み始める。

辛口評論家である著者の、読書遍歴を振り返るエッセイである。

大学時代から他者を斬っていたのか…。恐るべしっ!佐高信!!