弱点

「攻めるなら、まずはここだな」。どじょう首相内閣のメンバー一覧を見て
考えた。標的はガソリン・プールこと、財務大臣に就任した安住センセイ
である。

こう考えたのは野党・自民党も同じだったらしい。しかも、他にも突っ込み
どころがいっぱいある。自民党曰く「突っ込みどころ満載内閣」だそうだ。

でもさ、政治家のセンセイたちがそんなことばかりやってていいのか？
今の日本、そんな余裕あるのか？大震災だわ、豪雨だわ、台風だわ。
与党と野党で揚げ足取りばかりしてる暇はないだろう。

「政府が死んでるんだから、役人が政治をやればいい」とは、すっから菅が
首相だった時の亀井静香センセイの発言だ。

そもそも日本の最大の弱点って、国会議員のセンセイたちの存在かも
知れないぞ。

『ローマ人の物語31　終わりの始まり[下]』（塩野七生　新潮文庫）を読み
始める。

映画「グラディエーター」のモデルとなったコモドゥスが、動機のはっきりしない
暗殺で治世に幕を引いた後、帝国は内乱時代に突入する。

5人の皇帝候補が乱立するって、どっか国のどっかの政党の代表選か。
はたまたソ連撤退後に軍閥が群雄割拠したアフガニスタンか。